こんにちは。司法書士の廣澤です。
今日も仕事とは関係ないですが、趣味でよくグーグルマップで外国を探索したり歴史やその国のリアルを調べたりしているのですが、スウェーデンの話が面白かったので、変わっているところを共有してみます。
・スウェーデン人の価値観を表す言葉
「Lagom är bäst (ラーゴム エ ベスト)」→「ほどほどが一番」
・マイナンバー
マイナンバーがないと何もできない(本人確認書類、学校手続き、行政手続き、病院受診、銀行手続き、融資、保険・携帯電話契約等)。その他、処方箋の履歴、購買記録や収入、資産状況などはすべて紐づけされている。
プライバシーについては、一般公開情報(名前、住所、誕生日、電話番号、婚姻状況、同居者)などが、未成年者を除いて、公開されている。
一部の情報は厳しい取り扱いがされているようですが、基本的に情報公開されていることに抵抗がないそうです。住所や電話番号だけで抵抗感がある方が多いと思いますから、ここはかなり感覚が違うのかもしれませんね。
消費者取引の8割はキャッシュレス取引。個人店などの場合は、通貨だと断られることもあるそう。地下鉄は現金では乗れないとか。日本とは逆ですね。
主にカード払いで、その他に大手銀行が開発した[Swish]というアプリでの支払いが増えているようです。人口1000万人のうち約600万人が利用しているとのこと。
使っているアプリは銀行と紐づいているもので、相手の電話番号がアプリにあれば、数秒で送金することができるという仕組み。
The cashless society – Sweden leads the way | sweden.se
確かに、最近は現金を持ち歩かないようになってきましたが、この普及率はすごいですね。生活で現金を見ることがほとんどないそうです。
・働き方の違い
共働きが主流でその子育てのため、VAB(Vård Av Barn = 12歳以下の子供の為の養護休暇)という制度がある。世界一女性が働きやすい(?)と言われていて、ワークライフバランスを重視している。昇進を断る人もいて、かつ上下関係がなくフラットな関係性の組織が多い。
VABの誰かが休暇を取った場合の穴は、誰かのサービス残業や努力ではなく、しっかり綿密に計画をしてカバーするそうです。かなり効率的ですね。
価値観の部分があるので、日本が完全にスウェーデン寄りにはならない気がしますが、最近の若者の挙動を見ても、国内にもこういった考え方の人たちは増えていそうな気がしますね。
治安はかなり悪い国のようなのですが、色々と良い部分がありますね。
では、今日はこのへんで。
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