よこはまの司法書士日記

ブログをご覧いただきありがとうございます。横浜市瀬谷区の司法書士です。HPはこちらhttps://oasis-lawoffice.com/

登記のお仕事

 

こんにちは。

今日も気温が3度前後で部屋の中まで寒くて凍えそうです。。

エアコンは贅沢品と言われて育ったものですから、電気ストーブで毎年冬を超えていたのですが、さすがにここまで寒いと我慢できず、今年初エアコンを使用していましました。いやぁ、文明の利器ってすごいですね。 

 

さて、唐突ですが司法書士の仕事って何かご存知ない方も多いのではないかと思いますので、少しだけご説明します。

 

司法書士は最近業務の幅が拡大し、司法書士とは何か?を定義するのが難しくなってきているようですが、業として無資格者が行うことが禁止されている、いわば独占業務の「登記申請を代行する人」というのが一般的な司法書士像なのではないかと思います。

 

「登記」について簡単に説明すると、法務局に登記簿という本(データ)が置いてあり、そこに日本にある不動産や会社の法律で決められた情報が書いてあり、それらの情報が公開されて誰でも見られるようになっていることで、国内で行われる取引の安全を守ったり、取引を円滑にする目的の制度です。

不動産登記とは,国民の大切な財産である不動産(土地や建物)の一つ一つについて,どこにあって,どれくらいの広さがあって,どなたが持っているのかといった情報を,法務局の職員(登記官)が専門的な見地から正しいのかを判断した上でコンピュータに記録することをいいます。
 この登記をすることによって,不動産に関する情報が公示されることから,国民の権利の保全が図られ,また不動産登記の取引の安全のためにも役立っています。

 

商業・法人登記の制度とは,会社等に関する取引上重要な一定の事項(商号・名称,所在地,代表者の氏名等)を,法務局の職員(登記官)が専門的な見地から審査した上でコンピュータに記録し,その記録を一般の方に公開することによって,会社等の信用維持を図るとともに,取引の相手方が安心して取引できるようにすることを目的とするものです。

引用:法務局

 

不動産や会社の情報をある程度調べることができる便利な制度ですが、嘘を記入してしまったり、無効な登記を記入してしまったりすると、登記制度自体の信用性自体が揺らぎかねませんから、登記をする事前準備として法律的な実体関係をしっかりと判断してから登記手続を代行するというのが、司法書士の重要な役割になります。 

 

司法書士はただ手続をすすめるだけではなくて、例えば不動産の売買取引ひとつをとってみても、本人が偽物ではないのかや、本当に不動産を買うつもりなのか、本人は実在しているのか、本人は取引する立場にあるのか、不動産は買いたい不動産で間違いないのか、不動産に漏れはないのかを確認したりするなど、、、取引に一歩踏み込んで確認するようなイメージのお仕事をしております。 

 

長くなってしましましたので、今日はこのへんで。